妖怪があちこちに出現!?水木しげるさんお別れの会がセンス抜群

妖怪があちこちに出現!?水木しげるさんお別れの会がセンス抜群

【終活】のカテゴリでは、葬儀会社に勤めていた筆者が父の死を経験して
改めて終活について考え、気になったことを書いてこうと思います。

昨年11月に93歳で亡くなった漫画家のさんのお別れの会が、
1月31日(日)に東京都青山葬儀所で開かれました。

<産経ニュース>水木しげるさんお別れ会に現れた「妖怪ケータリング」完成度が高すぎ

いたるところに散りばめられた演出の数々

話題になったのが、
ゲゲゲの鬼太郎に登場するキャラクターたちが
いたるところに散りばめられた演出の数々。
参列者の胸元には洋菊で作られた「目玉おやじコサージュ」がつけられ、
さらに料理には「ぬりかべ風サンドウィッチ」や
「目玉おやじ風軍艦」「一反木綿風イカにぎり」などが並べられたといいます。

要は超贅沢なキャラ弁のようなものですよね。
なんとも愛嬌があって可愛らしく、これが「お別れの会」だなんて思えないほどです。

丸い輪が花々で描かれた祭壇は、お別れの会の発起人である作家の京極夏彦さんがデザインしたもの。
地続きである此岸(しがん)と彼岸を表現し、
開いた輪の向こう側にいる水木しげるさんへ思いが伝わるようにと作られたといいます。
遺影写真の後ろには鬼太郎をはじめ数々の妖怪たちが水木さんを囲むように配置されています。
さらには水木さんへのお手紙を投函できる「妖怪ポスト」も設置されたとか。

これらの演出を手がけたのは生花業界大手であり、
自社でも葬儀を手がける日比谷花壇。
葬祭業をちょっとかじった身としては、一般的な葬儀会社とは
一線を画したそのセンスの高さに「やっぱりさすがだなあ」と思わずにいられません。

今、一般的に葬儀はとても小さくなっています

都内では「直葬」と言われるいわば火葬だけのお別れ
約3割を占めるともいわれています。
でもその一方で、その方らしさを
大切にした葬儀をしたいというニーズも増えています。

「その方らしさ」とは言っても、必ずしもお金をかける必要はないんです

たとえば遺影写真以外にも写真をいたるところに飾ったり、
好きだった音楽をひたすらかけたり。
亡くなった方の人柄だったり、雰囲気だったりがふと感じられるような式

「自分の葬式にそんな凝ったもの必要ないよ」と思うかもしれません。
でも残された家族にとってはそれが慰めになるものなんですよね。
「お父さんらしい式だったね」
「一緒にいたような気がするね」
辛い最後のお別れだからこそ、
のちのち思い出したときにほっと心が和むようなお葬式って素敵だと思いませんか?

by Toshie.N