前年比で211%の企業が解禁月前に面接

学生

今年春の新卒者を採用する企業の「調査結果を就職白書2016」が発表

リクルートキャリア発表の「就職白書2016」によると、
経団連が定めた面接解禁8月を前に、70.8%の企業が面接を実施していたと回答した。
去年卒(2015年)の解禁月は4月だったが、33.4%の企業が4月前に実施。
比較すると211.9%も増えたことになる。

厚生労働省発表の平成27年平均の有効求人倍率は1.20倍

平成26年に比べると0.11ポイント上昇。
学生が学業に専念できるように遅らせた解禁月だが、
企業の人材確保のために形骸化したかたちだ。

これを経団連が苦慮し、今年2017年の面接解禁月は6月に変更されるが、
67.9%の企業が解禁前に面接を行うと「就職白書2016」では回答している。
※特に3月は33.9%と一番高い数値。

就職白書2016

卒業まで1年も残っているのに、
その時点で企業への資料請求などの就職活動を始めなければいけない。
最後の1年が全く学業に専念できないわけではないと思うが、
就職活動には相当の時間とパワーが必要なのは言うまでもない。
当然その分、勉強できる時間は少なくなり、
将来基礎となる学力や知識力は低くなってしまうだろう。

日本の多くの学生が1年間本来の学業に十分に専念できなかったことによる
しわ寄せはどこにいくのだろうか。