過度な期待は禁物の久米島のはての浜(ナカノ浜)

旅行

久米島の東側にある砂だけの3つの無人島をまとめて『はての浜』と呼ぶようです。実際はひとつひとつの島に名前があり、久米島に近い方から「メーヌ浜」「ナカノ浜」「はての浜」となっています。

はての浜(ナカノ浜)の特徴

はての浜に行くには船で行くしかありません。船は近くの港「泊フィッシャリーナ」から頻繁に出ており、だいたい15分くらいで到着します。
料金は半日コースで往復大人3,500円〜、子供2,500円〜くらいです(1日コースなどもあります)。
下船する島ですが、実際は真ん中のナカノ浜が多いようです。私のときもそうでした。

はての浜と行き来する船
船はいろんなタイプがあります。

その島に簡易的な海の家やトイレがあります。更衣室やシャワーはありませんが、飲食やパラソルなどをレンタルすることはできます。

はての浜の簡易トイレ
はての浜の簡易トイレ

しかし久米島で一番期待していたビーチなんですが、遊泳区域があるとは思いませんでした。クラゲ避けではありません。調査不足です。島の周囲は流れが早いとのことで、指定された場所以外は遊泳禁止です。
遊泳範囲はあまり広くありませんが左側は少し深くなっており、それ以外は全体的に浅く岩場も多くあります。魚は小さい魚が岩場にいますが、期待したほど見ることはできませんでした。
また「できればライフジャケットを着用しながら遊泳するように」と言われますが、できればなので外すこともできます。
シュノーケールの制限はなく、監視員のようなスタッフも数名います。
シーズン中の遊泳客はかなり多く、遊泳範囲が広くないこともあり、ぶつかりそうなくらいに混雑します。

久米島のはての浜


はての浜付近はウミガメが何匹も生息しているようで、ウミガメツアーに参加すると90%以上の確率でウミガメと会えるようです。(ウミガメ館でも見られますが、、)

ウミガメ館のウミガメ
久米島ウミガメ館のウミガメ達。

この、はての浜(ナカノ浜)への船を利用する場合、無料の送迎サービスも利用できるので、もしレンタカーがない方でも気軽に参加することができます。送迎車はアタリハズレがあり、外れるとオンボロな車になります。

はての浜(ナカノ浜)まとめ

本格的に泳いで遊びたい人には退屈なビーチです。しかし浅瀬では小さい魚を見ることができるので、泳ぎ初心者や子どもにとっては楽しいビーチだと思います。
何よりも砂だけの無人島感は貴重な体験かもしれません。
また潜ることはできませんが、シュノーケリングツアーに参加すると遊泳範囲よりさらに沖に出ることができます。
ライフジャケットを着用しながら海中を見下ろすかたちで魚やサンゴを見るツアーです。魚に餌をあげるようで、大量に魚が寄って来るようです。私は参加しませんでしたが、財布に余裕があれば参加してみるのも良いかもしれません。

久米島のはての浜

海の状態

海底の状態:砂40%・岩:60%

水 深:→0.5/1.0/1.5/2.0(m)
*岸から沖に向かっての水深

魚との遭遇★★★☆☆

サンゴの有無★★☆☆☆

潮の流れ:2
*数値は5段階

対象レベル:泳ぎ初心者〜中級者

設備

シャワー:なし
トイレ:あり
更衣室:なし
ロッカー:なし
監視所:あり
売 店:あり
自販機:なし

遊泳制限

遊泳期間:ー
遊泳時間:ー
遊泳区域:あり
その他制限:なし

アクセス

住所:沖縄県島尻郡島尻郡久米島町宇根1724−13(泊フィッシャリーナ)
電話:泊フィッシャリーナ 098-985-7126
駐車場:無料