マラソン大会で選手を転倒させた犬の飼い主が書類送検

事件

犬がいなければ1位になっていた可能性

元旦におこなわれたマラソン大会
「第60回全日本実業団対抗駅伝競走大会」で、
ポール・クイラ選手を転倒させたとして
犬の飼い主が22日に書類送検された。

画像のように選手は突然出てきた犬を避けられず転倒し、
先頭集団から脱落、同区では10位まで後退してしまった。
しかしその後の区で順位が回復。
結果は21秒差で2位だった。

マラソン大会転倒の様子

マラソン大会転倒の様子

転倒しながら2位という結果にもおどろきだが、あの犬がいなければ1位になっていた可能性も大いにあり得る。

飼い主である男性は、
犬を常に係留する義務を怠ったという疑いで、
高崎市の動物愛護条例(係留義務)違反容疑で書類送検された。

マラソン大会に限らず、
例えば犬が車道に飛び出てしまったとする。
その犬を車が避けようとして壁に激突してしまったら・・・
その犬の飼い主にも過失割合が生じる。

それは田舎であっても都会であっても同じこと。
当然のことながら、犬は常にリードでつないでおいた方がよさそうだ。