北朝鮮が核攻撃したときの対処方法

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先日、政府の危機管理情報で「弾道ミサイル落下時の行動について1〜2」が掲載されました(内閣官房サイト)。

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弾道ミサイル落下時の行動について(その2)より

万が一、核攻撃の警報「アラート」が発令した場合、
自分が取るべき行動をまとめてみました。

目次

Jアラートとは

まずJアラートについて調べてみたいと思います。
警報(Jアラート)は、発令までどのくらい時間がかかるのでしょうか?

警報発令までの流れは、(Wiki
1:ミサイルの情報が自衛隊警戒管制組織、またはアメリカの航空宇宙防衛司令部から
内閣官房に伝達される。
2:内閣官房が情報を確認して、消防庁に伝達する。
3:消防庁に伝達されると衛星を経由して全国の地方公共団体へ自動で伝達される。
4:地方公共団体へ伝達されると、Jアラートという警報システムが自動で起動して発令される。

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J-ALERTの概念図

ミサイル着弾地点の予測には数分かかるそうです(Wiki「命中精度」より)。
東スポには5分と掲載されていました(東スポ)。
また、Jアラートは常に起動しているわけではないようなので、
起動までに5秒〜23秒程度かかるそうです。
今みたいな時期は、常時起動していていてほしいですね、、、

北朝鮮がミサイルを発射した場合、約7〜8分でミサイルが到達すると言われています。
(先ほどの東スポでは10〜15分とありました)
ミサイル発射から消防庁まで情報が伝達されるのに8分以内で可能なのでしょうか?

熱線は爆発と同時に瞬時に襲って来ます。
衝撃派や爆風は、音速より早いものもあれば同程度のものもあるそうです。
爆心地から近ければ、閃光に気付いたときには同時に体が蒸発してしまうみたいです。
とにかく避難は1秒を争うのは間違いないようです。

生存することが可能な避難場所

Jアラートが想定通りに機能してくれれば良いのですが、
3分〜4分以内に避難を終えたいところです。

避難場所の候補

核爆発によって「熱線」と「衝撃派・爆風」が発生します。
また、急激に広がる爆風により、爆心地は一時的に空気がなくなり酸欠状態にもなるそうです。
さらには「放射能」も発生しますが、
ここでは「熱線」と「衝撃派・爆風」から身を守れる避難先を考えたいと思います。

地下(生存率:高)

最も安全だと思われるのが、地下鉄駅構内や地下街、建物の地階などの地下です。
爆心地近くの地上では、生存がほぼ不可能なようですが、地下であれば生存の可能性も残ります。
熱線や衝撃派・爆風から身を守ることが可能なのです。
ただし津波や、閉じ込められる危険は残っています。
津波の危険が高い湾岸地域(海から5km圏内くらい?)の場合、
爆発後は地上に出て高い場所に避難した方が良さそうです。

湾岸地域でなかった場合は、そのまま地下に留まり被爆を少なくすることもできそうです。
もし爆心地近くで地上の空気が一時的に真空状態になってしまっても、
地下であれば空気も少しは残りそうです。
真空状態はどのくらいで回復するのでしょうか?
私だったら1分くらいしか息は止められませんが、、、

その他の地下の避難先としては、マンホールや地中の浄化槽などもあるようです。

地上の建築物(生存率:低)

付近にどうしても地下がない場合は、低層で少しでも強度が高いと思われる建物に隠れるしかありません。

広島の原爆ドームのように、爆心地に近くても完全には崩壊しない可能性はありますが、
骨組みだけが残って壁などは粉砕されそうです。さらに熱線で建物は瞬時に火だるまになりそうです。

原爆ドーム

それでも建物の中に隠れる場合は、太い柱や強度が高いと思われる場所に身を潜めるしかありません。
普通の家でいうと、「トイレの中」「バスタブの中」「押入れの中」「ベッドの下」などでしょうか。
もちろん一戸建てなど、簡単に粉砕されてしまうと思いますが(爆心地からの距離による)、
ただ窓から離れて床に伏せてるよりはましだと思います。
熱線と爆風から逃れることができたら、今度は火の手がまわる前に建物から脱出したいと思います。

おすすめできない場所

建物のかげ

爆風や熱線はどの方向から来るかわかりません。
ただし逃げる時間や場所がない場合は、建物のかげの方がまだましだと思います。
さらに地面に伏せたいと思います。

車内

爆心地からの距離によりますが、爆風によって車ごと飛ばされる可能性があります。
さらには熱線で車ごと燃かれる可能性があります。
ただし逃げる時間や場所がない場合は、車体の下や座席の下に隠れた方がましだと思いました。

まとめ

爆心地からの距離にもよりますが、
地下に逃げることができれば、かなりの確率で生存できそうです。
または、よほど頑丈が建物の中で隠れる場所があればいいのですが、、、

逆に爆心地から遠ければ、熱線の温度も低くなりますし、爆風の破壊力も低くなります。
地下でなくても、頑丈な建物や一戸建てでも助かる可能性があります。
外を歩いていて隠れる場所がない場合でも、地面に伏せるだけで助かる可能性があります。

例えば、私の会社は千葉市の中央区にあるのですが、
近くにポートアリーナ(ポートタウン)があります。
この建物の地下は広い駐車場になっています。

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駐車場入り口

この場所でしたら自転車で4分以内に行くことが可能です。
ただし海のすぐ近くなので、状況によっては建物内の階段で上の階に逃げたいと思いました。

また爆発後の地下は完全な暗闇になってしまうと思いますが、
明かり代わりになるスマホは、電池の消費を最大限節約した方が良さそうです。

最後になってしまいましたが、着ている衣服にも注意が必要な衣服着火について
まとめておきます。

引火した場合の対処方法(wiki

・素早く衣服を脱げる状況であれば、脱ぐ。
・水道があればもちろん、そうでなくとも、飲み物や花瓶の水など、手近にあるものをかぶる。
・水が近くにない場合は、決して走り回らず、地面に火を押し付けて消す(窒息消火法)

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