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毎年値上げを繰り返す、ディズニーとUSJ
7年連続の値上げとなる「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)だったが、
4月から「東京ディズニーランド」・「東京ディズニーシー」も値上げする。
東京ディズニーリゾートの値上げは3年連続。
ディズニーリゾートの値上げ理由は、
「新アトラクションやショーのリニューアルなどでパークの価値が向上したから」と説明。
ようするに、テーマパークを良くするのにお金がかかるから、という内容だ。
パスポートの料金は以下のように値上がる
・大人(18才以上)6900円→7400円(500円アップ)
・中人(12才〜17才)6000円→6400円(400円アップ)
・小人(4才〜11才)4500円→4800円(300円アップ)
・シニア(65才以上)6200円→6700円(500円アップ)
となっている。
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」は、
2月から以下のように値上げを実施している。
・大人(12才以上)7200円→7400円(200円アップ)
・シニア(65才以上)6470円→6650円(180円アップ)
・小人(4才〜11才)4980円据え置き
偶然か分からないが、日本の大手テーマパークは価格がほとんど同じだ。
値上げは本当に不可避だったのだろうか。
見え隠れする値上げの真相
値上げの理由は他にもありそうだ。
「混雑緩和」だ。
ディズニーリゾートであれば、
ファストパス発行やショーの抽選など、
混雑緩和のために様々な対策を講じてきたが、
ここにきて万冊尽きているという。
ゲストの人数を調整するには、良し悪しは別として
値上げは即効性もあり効果的だ。
夢の国が本当の夢に
しかしこれでは、夢の国が本当の夢になってしまう。
値段が上がることで、
行く回数が減ったり、
行けなくなるのは誰なのだろうか。
一番打撃を受けるのが低所得者層だ。
本来であればディズニーリゾートが
最も来てほしいお客ではないのだろうか。
顧客満足度も長年上位だったが、
ここにきてトップ10から脱落し11位となった。
とはいえ、まだまだ上位。
東京ディズニーリゾートのオモテナシに期待したい。
※サービス産業生産性協議会が実施している「日本版顧客満足度指数(JCSI)」
上位企業約400社を対象にした日本最大規模の消費者調査。