外国人による貧困結婚詐欺にご注意

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詐欺時代はまず詐欺のやり口を知るべし?

オレオレ詐欺をはじめ、あらゆる詐欺があると思いますが、
「貧困詐欺」というのもあるようです。
ここでの貧困詐欺とは、貧困を装ってお金を巻き上げる詐欺になります。
そして実際に詐欺に合いそうにになった、
外国人による貧困詐欺をご説明したいと思います。

知り合うきっかけ

詐欺師が最初にコンタクトしてくるのは出会い系サイトだそうです。
出会い系サイトも色々だと思いますが、
その男性は英語の勉強をしていたので、
外国の方とペンパルになりたいと思い無料サイトに登録していたそうです。
具体的にはメール交換をしたいと思っていたとか。
※ペンパルとはペンフレンドのこと

例えば以下のようなサイトでペンパルと出会うことができます。
InterPals

出会い

サイトに登録して数ヶ月後、忘れた頃に
自称ロシア系の外国人女性からメールがあったそうです。

その女性はウクライナに住む女性で大学に通っている設定でした。
大学では英語を専攻しているので多少は話せるとか。

そしてウクライナという国は、現在は戦争こそしていないが、
未だによく戦闘機が飛び交い、命の危険を感じるそうです。
その女性は航空機が飛んでくると、何時間も家の蔵に隠れるとか。
航空機は深夜にも飛来するので「怖いし寒いし苦痛」と毎回言っていたそうです。

街の治安も悪いようで、殺人が日常茶飯事のように起きているとか。
外国人も簡単に殺されてしまうそうです。
なので間違ってもこちらの国には来ないで欲しい。
非常に危険な国だから命の保証はできないと言っていたそうです。

しかし男性が外務省サイトを見てみみると、
ウクライナの渡航規制は特にありませんし、注意喚起もなかったそうです。
日本の外務省が知らないだけで実際にはそんなに危険なの?とも思ったとか。

そしてその女性は貧乏なのでスマホなどがなく、家にパソコンもないと言っていたそうです。
なので大学のPCを使ってインターネットしているとか。
スマホがないからダイレクトに話すこともできないし、
画像も送信できないと言っていたそうです。

他には、とにかく食料がない。日曜日は教会からパンが1つ配給されるが、
それの取り合いで民衆は喧嘩になるとか。
今日は1回しか食事ができなかったとか、
このような「食料不足ネタ」と「蔵に避難ネタ」は毎回のように
同じような内容が送られてきたそうです。

そして唯一の生きがいはこのメールだとか、、、
女性はいつか日本に行きたいとも言っていたそうです。
しかしお金は全くないので自分の力で日本に行くことは不可能だとか。

しかし送られてくる画像も、正直うさんくさい画像ばかりだったようです。
なぜなら貧乏とは言いながら、ネックレスや腕時計は高そうなものばかり。
服だってかなりオシャレ。髪型もバッチリセットしてあって、化粧も完璧。
高そうな小型犬までいる始末です。
どこにもその日の食事困っている様子はなかったそうです。
男性は昔の画像を送ってきているのかと思っていたそうです。

そしてメールを交換して2ヶ月くらいすると、
「あなたの国は平和で、あなたはお金持ちで幸せ者」
「私は国は地獄で、私は貧乏で苦しんでいる。助けてほしい」と。

その男性は女性を信用していなかったので、
「私も貧乏、とても人を助ける余裕はない」と返事をしたそうです。
しかしその後も同じようなメールが続いたそうです。

男性はうさんくさいと思いながらも、
英語によるメール交換はできているので、とりあえずは続けていたそうです。

疑惑が確信に

ある日ふとした思いつきで、相手が送信してきた画像を
グーグルの画像検索で調べてみたそうです。

グーグルの画像検索とは?

類似画像を検索するグーグルのサービスです。
https://images.google.com/?gws_rd=ssl
検索方法は簡単。画像をドラッグするだけです。

何か出てくるかなと思ったら、
あまりにも多くの関連画像がヒットして驚いたそうです。

そのときの検索結果です。

送られてきていた女性の画像は、向こうの国?ではある程度有名な女性だったようで、
いろいろは写真がネットで掲載されているのが分かります。

もちろん女子大生じゃありませんし、メールの本人とは別人だったようです。

男性はうさんくさいと思いながらもかなりガッカリ。
その事を女性に問いただすと、返事は一切来なくなったそうです。
こうなると相手が男性だった可能性もありますし、どこの国の人かも分かりませんね。

しかし向こうの女性が日本の永住ビザを取るために日本人と結婚するケースは
以前からあるようです。

自分の身は自分で守るしかありません

最近は私に身の回りでも、オレオレ詐欺がありました。
もう本当に他人事じゃありませんし、明日は我が身です。

sagi

国や行政は抜本的な対策を講じてほしいものですが、
やはり自分の身は自分で守るしかありません。
詐欺に対する最大の防御は「知ること」だと思います。

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