全国で広がる子どものスマホルール作り

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子どものスマホルール作りが全国に広がりつつある。
実施されていた主な地域は以下の通り。

愛知県刈谷市:小・中学生午後9時まで
岡山県:小・中学生は午後9時まで
福井県:午後9時まで
香川県:小・中学生午後9時まで
静岡県:小学生午後9時まで、中学生午後10時まで
東京都台東区:小学生午後8時まで、中学生午後10時まで

今回新たに兵庫県が、
子どもスマホ利用のルール作りを、学校や保護者などに求める
「青少年愛護条例改正案」を議会に提出した。

3月末に採決予定で、学校や保護者をはじめ
全ての人に努力義務を定めるのは全国初となる。
努力義務なので罰則は一切ない。

各家庭や子ども本人の裁量に任せていては
子どものスマホ依存は進まないので
自治体が乗り出した形だ。

子どもだけの問題ではない

大人でもスマホ依存の方が多くいるのではないだろうか。
大人が依存していたら、子どもにいくらルール作っても説得力はない
子どもと一緒に1日に使用できる時間や何時までといった制限を設けて
見本を見せなければ難しいだろう。

子どもにとってスマホは、友人との貴重なコミュニケーションツール。
友達からの連絡に反応しなければ、無視(スルー)したと言われてしまう。
子どもにしたら、それは絶対できない事。
それが連続すれば村八分になりかねないからだ。

依存したくなくても止められないなど、自制が困難なケースも多くある。
ちょっとやそっとでは、大人の言い分を理解してくれないだろうし、
家族で取り組まなければ解決できない、
かなりハードな問題だという認識が必要

ただ「止めてくれ」とルールを押し付けるのではなく、
やめてほしい理由を丁寧に冷静に説明し、
自身も一緒になって制限するなどの姿勢を見せる必要がある。

スマホ依存度チェックはこちら

<参考サイト>
禁止? 時間制限? “スマホ依存”をやめさせる最も有効な方法は【子ども】
・ケータイ・スマホの正しい使い方