<Yahoo!ニュース>「ホタル族」被害者の会結成 近隣ベランダからの受動喫煙で人権救済申し立てへ」
ホタル族の語源
語源は、「マンションなど集合住宅のベランダにおいて、あちこちで出たり入ったりして喫煙する際のタバコの火種が、まるで蛍の光のように見えるため」だそうです。<wikiより>
過去に私もホタル族で悩んだ事がありました
私は喫煙しないのですが、以前のマンションで、隣のベランダ喫煙で悩んだことがありました。
隣の家は子供がおらず、夫婦はどちらも愛煙家のようでした。
その家のベランダにはテーブルと椅子2脚があり、テーブルの上には灰皿。
夫婦揃ってガッツリ喫煙できる環境が完備していました。
最初は私もトラブルは嫌だったので、気にしないように努力しました。
しかしいくら努力したところで、タバコの臭いは無くなりません。
なるべく窓を開けないようにもしました。
冬の時期は寒いので窓はほぼ閉めっぱなし。
しかし暖かくなると窓も開けたくなります。
5月頃はまだ冷房をつけるほど暑くはありませんが、
窓を開けないと日中は暑苦しい日もあります。
窓を開けるとやはりタバコの臭いが、、、
普段は紳士な私でもだんだん怒りが蓄積されてきました。
とっさに取った行動は「撮影」です。
自分の家のベランダから隣の家のベランダが入るようにデジカメで撮影しました。
バッチリ夫婦揃って喫煙している姿が撮れました。
マンションのベランダは共有スペース。
なんかの規約にも、ちゃんと喫煙禁止と書いてありました。
この画像を証拠に文句を言うこともできそうです。
しかし私は紳士、そんなトラブルは望みません。
その後から、パッタリ隣のベランダ喫煙はストップしました。
隣の家の方は、見るからに落ち着きのある方で、
見た目通りで良かったです。
もし、怖い人だったら逆に怒鳴り込まれていたかもしれません。
直接の文句や文章で問題が解決しない場合のリスク
直接、文句を言ったり、手紙を送る方法もあると思いますが、
それで関係が悪化したりトラブルになる可能性もあります。
結果、なかなか文句が言えずに我慢している方もいるのではないでしょうか。
実際トラブルになるケースもこれまで何度か聞いた事があります。
ネットで検索すればすぐに多くが検索できました。
「マンションの喫煙トラブル」
そうなると自治会や管理組合に直訴したり、
はたまた民事訴訟を起こしたりさらにややこしい展開も。
規約等で禁止されている行為なので、喫煙の証拠などがあれば
訴訟で負けることはないと思います。
しかし普段仕事もしていたらそんな面倒な事は誰も望んでないと思いますし、
弁護士に依頼して多額のお金を払うのも望まないと思います。
民事訴訟も自分でするには時間的に厳しいという方がほとんどではないでしょうか。
中には諦めて引っ越す人もいるみたいです。
「たばこの煙が酷くて引っ越しました」<読売オンライン>
ですので今回の被害者の会結成は、かなり良いことだと思いますし、
もし悩んでいる方がいれば参加してみてはいかがでしょうか。
<近隣住宅受動喫煙被害者の会>
しかし今現在ホタル族に悩んでいてすぐに解決したくても、
この被害者の会が何かしてくれるのかは分かりません。
ホームページを見る限りでは、
社会のあらゆる方面に訴えかけるアクションを起こしていく。
「ベランダ喫煙禁止法」の制定をめざして、厚生労働省と国土交通省に申入れを行い、併せて被害者の会からも多数の被害者を擁して弁護士会へ人権侵害救済の申立てを行います。
また、戸建て・共同住宅ともに、近隣住宅からの受動喫煙被害の抑止と、ご近所トラブルの回避を優先して受動喫煙に耐え、泣き寝入りしている大多数の被害者救済を図るため、まずはじめに健康都市連合加盟自治体において「ベランダ喫煙禁止条例」の制定をめざします。
とのことなので、当会の目的は大きくは以下の3つになるかと思います。
- 「ベランダ喫煙禁止法」の制定をめざして、厚生労働省と国土交通省に申入れ
- 弁護士会へ人権侵害救済の申立て
- 健康都市連合加盟自治体への条例申し入れ
今すぐどうにかしたい!という方
私が実際に悩んでいたときに実行しようか考えた方法です。ご参考までに。
(解決しなければ次へ)
- :お手紙を出す
- :喫煙者宅の上下左右、斜め上下の合計8世帯に協力を打診する。
被害者の会のようなものですね。 - :結成できた会メンバーの連名で、再度手紙を出す。
- :結成した会のメンバーで、直接ご訪問。(人数が多くても高圧的な態度は禁物。みなさんで紳士になりましょう)
- :管理組合または自治会へメンバーの連名で直訴(同時に内容証明なども送る)
- :5で何もしてくれない場合や効果がなかった場合は、民事訴訟を検討する。
私の脳内妄想データによるとおよそ9割は、ステップ5までに解決が見込めます。